(故)insLTのチラ裏 #coinsLT
この記事は LT Advent Calendar 2016 - Adventar 11日目の記事です。 前回は id: yagamian_sobaya さんの「今年やったLT」でした。次回の記事は間が空いていて謎なので、更新され次第追記したいと思います。
こんにちは id: everysick です。現在は筑波大学の情報科学類でほのぼの生活しています。 今回は coinsLT について1, 2年前に何をしていたのか、今はなぜ開催されていないのかなどの話をだらだら書き、引き継ぎたい旨を伝えたいと思います。 色々端折りつつ時系列を追って説明していくと思うので、よろしくお願いします。
ちなみにcoinsLTに関して、私は書類出したりconnpassを編集していた主催側の人間であったことだけ明記しておきます。
皆さんは筑波大学を知っていて、LTが何なのかというのもご存知かと思います。 筑波大学でのLTは学類ごとに任意の学生が開催しており、coinsLTも情報科学類*1のLTとして開催をしていました。 学類ごとと言ってもほぼ非公式*2であり、発表時間が長いなどLTとしてグレーなイベントもありました。 学類LT文化の発祥は正しく語れないような気がするので話題にしませんが、少なくともcoinsLTではありません。
coinsLTが発足したのは2014年5月ごろ、当時mastやesysがLTを開催している中、coinsLTがあってもいいよねなどの話があり*3、 その年に入学したての複数名で適当な団体名をでっちあげて開催を決定しました。開催の際に教員の署名が必要なのですが、 当時特に宛もなかったため、クラス担当の教員へお願いしたところ「問題は起こさないでね…?」とのことであっさり貰えていた記憶があります。 そんなこんなで開催が一月後に決定したんですが、登壇者を募う、当日投影用のプロジェクターやマイクを確保する、 発表題目を登壇者から集めてタイムテーブルを作る、開催の周知をするなど、ちょっと手間がかかったりしました。
LT自体は盛況で、#11回まで開催が続いていたのですが、主催者がなんらかの事情で忙しくなるなどのことがあり、 2015-12-02 の開催をもって一年ほど開かれていません。
長くなりましたが本題はここからで、旧オーガナイザーによってcoinsLTは現在名前をオープンに貸し出していて、 forkしてPullrequestを送るだけ*4で開催可能になっています。
しかし開催するっていっても何を準備する必要があるのかなど、結局面倒くさいことは共有していないわけで、 そういうところを書くので、若い力で盛り上げてほしいというのがこの記事の目的です。
開催ノウハウ
まず前提として、主催一人は完全に厳しいので、3人ほど集めると良いです。 ただ、当日配信したい場合などはもっと人が必要だと思います。 機材脈のある人、喋れる人、開催周知できる人、書類仕事できそうな人などですかね。
開催に向けて難しいことは3つほどあるのでそれぞれ書いていきます。
書類
教室を借りたり会を開催したりするのには学生事務へ事前に申請が必要です。 「学生集会願」という書類を手に入れて申請し、空いている教室を確保するなどのことをします。 書類には以下のような項目を記載する必要があったような気がします。
- 参加人数
割りと適当でもどうなかなるので、前回のconnpassの人数でも書いておきましょう。 余談ですが、なんだかんだconnpassなどで集めた人数の3倍は集まるのでその気持ちでいましょう。 - 開催日時/開催教室
実は教室は別途借りる必要があるのですが、書類提出時にしか借りられないため、日程と教室の確保は気をつけましょう。 また、教室が閉まる時間は21時と固定されているので、放課後の開催はぎりぎりにならないようにしましょう。 おすすめの教室は3A402です。広いし全席電源あるし階段教室で見通しが良いからです。 - 責任者名
オーガナイザーの名前でも書くといいでしょう。 - 開催概要
概要などが適当であったり、遊戯目的での開催であることが記載してあると(教員や事務に)嫌な顔をされる恐れがあります。 できるだけ真面目な文章でLTの概要をまとめつつ、「情報科学に関する理解や知識を〜」などと書いておくと良いと思います。
ちなみにconnpassなどは日付と教室が決定するまで適当な未来に時間を設定しておいて 開催の気持ちを表明しておくと良いと思います。 逆に日付や教室を先に周知するとリスケが面倒だったりするため、書類先行をおすすめします。
署名
実は「学生集会願」には教員の署名を貰わなければならないため、学生だけで開催することができません。 過去開催では御二方の教員に署名をお願いし、承諾をいただいていますが、 そもそもこんな怪しい会に関して誰でも署名をしてくれるわけではありません。 できるだけ仲の良い、物分りの良さそうな教員の方にお願いしましょう。 (深い意味はありません)
道具
教室の貸出が決定しても備品を借りることは難しいです。なんと学生には貸出をしてくれないのです。 大まかに必要なものは4つあります。ただ、教室によってもしかしたら元々置いてあるものを使えるかもしれませんが、 破損するなど問題になると大学生活に支障がでるため、できるだけ避けましょう。
- プロジェクターと周辺ケーブル
本来教室にあるものは使えないので、自前で用意する必要があります。また、ケーブル類はPCまでの長さが必要なので 下見をして長さを把握しておきましょう。 - マイクと周辺ケーブル
生の声だと厳しい場合があるため、マイク・周辺ケーブルを用意して使用できるかテストも行いましょう。 - 喋る人
司会進行 - タイムキーパー
5分経ったら強制終了させるために時間を見る人と合図をしてなんらかの音を用意する人が必要です。
ざっと書きましたが、たぶん最低限これくらい知っておくと開催できるかと思います。 何か不明点がありましたら、コメントやリプライを送っていただければお答えします。 雑な気持ちでやっていくのが重要です。
関連リンク
就活を目的させていただきます
こういうのに行ってきた❗️❗️❗️
就活目的レンジャー藍色
内容がオフレコすぎて何も書くことができない
また次も別の企業主催でもあるらしい
まともな日本語が出てこない
開催していただきありがとうございました
ps. 渋谷に来た
つづきをよむ
http://diary.hatenablog.jp/entry/2016/11/18/215539
宅配者になるべくして
コンテキスト
大学には主専攻実験みたいなものがあって学部3年になると実施される。実験は前期・後期に分かれていて、前期は巡回セールスマン問題をよっこいせする実験を選択した。というより第一希望から落ちた。
実験での行動
- 実験参考テキストを読み込んだ
- 実装課題をいくつかやった
- 最終発表に向けて適当なテーマを決めてやる
適当なテーマとして分枝限定法に関する全探索の効率化を行う下界算出アルゴリズムを調べ、いい感じに実装することにしてみた。 結果的に実装バグって実装間に合わない状態ではあったが、アルゴリズムの理解と枝刈り効率について考察できたのである程度の評価は貰えた。
発表資料
発表当日の朝に急いで作ったので白背景に黒文字かつ計測が雑なのは許して。
実装
実装するにあたって、TSPLIBのデータを読み込んで 汎用データ構造化する仕組みを実装してアルゴリズムを実装するだけで良い環境を構築した。 EUC_2Dのデータのみの読み込みになるためかなり雑に作ってあるが、使い回しはできそうなので公開してみた。
参考実装というか、今回の実験で自分が実装したアルゴリズムもいくつかある。
- Brute force
- Dynamic programming
- 最近追加法
- 最近隣接法
- 焼き鈍し法
- 分枝限定法(動いてない)
所感
実験は上半期使って長々と行うのだけど、この実験の内容は一週あればレポートまで終わってしまう内容なので暇。 暇なので真面目に取り組みたい場合は文献を読み漁ったりできるわけだけど、 サーベイ力や継続力を持って取り組める基礎体力に自信が無いのであれば別の実験を選択することをおすすめします。 あとはまぁ、ある程度の実装力を要するのでコーディング無理な人も向いてないかもしれない。